2021/04/25 04:25
中国茶入門
福茶で楽しいお茶LIFE 【その1】
いやいや参りました… 初投稿…
ブログが長すぎて投稿したら全て消えるという事態発生に(T-T)
なので刻んで投稿して行きますので、ちょこちょこ読んでいただけると嬉しいです!
では【その1】始めます。

中国茶=烏龍茶のイメージが強い日本!
茶色い飲みもので、脂肪を落としてくれる、コンビニで手軽に買えて安い物だと2リットル120円でも買える飲みもの。
烏龍茶の種類は1種類だけではないのご存知ですか?烏龍茶の種類は800種類以上とも言われています。
自分だけの中国茶ランキングや飲んだ中国茶の種類をメモするのも楽しいですよ。
最後までお読みいただけたら『中国茶とは?』の知識が広がり人生が楽しくなりますよ!
烏龍茶だけではない中国茶の世界を分かりやすくお伝えいたします。
『そもそも中国茶ってどんなお茶?』
この質問に答えられる人は、意外と少ないかもしれません。
原料、産地、製造方法、味わいなど本編に入る前に簡単にご紹介いたします!

■品種
原料は日本茶と同じすべての茶類のルーツ
全ての原料は同じ茶樹の葉。
カメリア・シネンシスというツバキ科の植物で、実は日本茶も紅茶も同じ茶樹の葉を原料としています。それぞれのお茶の違いは、製造方法によるもの。茶の葉は、様々な工程を経て多種多様な茶葉えと姿を変えます。
■製造方法
種類によっては発酵度が異なる個性豊かな6大茶類
中国茶は、製造工程での発酵度の違いで、緑茶・白茶・黄茶・青茶・黒茶・紅茶の6つに分けられています。茶葉自体が持つ酸化酵素の動きによって、茶葉の質が変化することを発酵といい、緑茶は茶葉を摘んですぐに火を入れて発酵を止めるため「不発酵茶」、逆に完全に発酵させる紅茶は「全発酵茶」と言います。他に、発酵を促す工程などで白茶、黄茶、青茶に区分され、黒茶は緑茶を発酵させて作る「後発酵茶」であります。

■産地
長江を中心とする4つのエリアが主要産地
広大な国土を誇る中国では、広範囲に渡り茶の栽培が行われているが、主な産地は長江(揚子江)を中心とした南部地域に集中している。このエリアはさらに、4つの地域に区分することができる。各地域では気候や地形、土壌などが異なるため、それぞれの地域特性を反映した個性豊かな銘茶が生み出されている。このエリアの茶葉生産量は、世界全体の4割を占める。
【華南茶区】
中国最南端の茶区で、温暖な気候と肥沃な土壌で、様々なタイプのお茶が作られているのが特徴。特に青茶、白茶、花茶が有名
【西南茶区】
茶樹の発祥の地でもあり、亜熱帯モンスーン気候に属し、茶の栽培にとっては絶好の環境が整っている。主に緑茶、紅茶、黒茶を栽培
【江南茶区】
日本と同じく、季節がはっきりしており、茶の生産にも向いている気候。そのため年間生産量も他茶区よりも多い。緑茶、黄茶、紅茶を生産
【江北茶区】
中国最北の茶区。地形が複雑で丘陵地帯が分布し、土壌は酸性、昼夜の寒暖差が大きく良い茶が育つ条件が揃う。主に緑茶を栽培

■中国茶の味わい
香りや味わいの多彩さが魅力で幅広い楽しみ方が無限
広範囲に渡る栽培地域と、独特の製法で作り出される様々な茶葉。これだけでも中国茶は十分に奥が深いことが理解できますよね。さらに味や香りを楽しむことでその魅力が無限に広がっていきます。特にかおりは、中国茶を楽しむ上で欠かせない要素。「聞香杯」という香りを楽しむためだけの茶器があるほど、中国茶には香りを重視する文化があります。もちろん味わいの違いも多岐に渡り、味わうほどに新しい美味しさに出会います。

横浜中華街で20年営業しています。
中国政府認定茶師が、沢山アドバイスしてくれますので、納得のいくまで試飲していただき、お好みのお茶をお探し下さい。